2013年11月13日

113. 晩秋の防衛戦(3)

蜜蜂さん襲撃後編3.png

※女王様のダイエット
西洋ミツバチに比べるとニホンミツバチの女王蜂の卵巣小管が半分なので特にダイエットしなくても飛べるのは、天敵の強襲などにより予定外の逃去をすることがあるためでしょうか。でも、引っ越しで遠距離を飛ぶ可能性があるなら産卵を停止してお腹を小さくしておくに越したことはありません。

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posted by 原山みりん at 07:28| ミツバチ漫画

2013年11月12日

112. 晩秋の防衛戦(2)

蜜蜂さん襲撃後編2.png

※蜜集めのプロ
うちの野草にもニホンミツバチさんが来てくれるようになってわかりましたが、蜜/花粉集めだけ眺めていても個体によってスキルも効率もスタイルも全然違うことがすぐにわかりました。一番上手な、翅が少しすり切れたオレンジがかった縞のあるベテランさんは次の花群を探す時に一旦高く上がって上空から探すので、低い薮の間をあてもなく低速で飛んで探すよりも蜘蛛の巣に引っかかる危険が低そうです。観察するには見失い易いので辛いですが。また、蜜を集めながらも花粉団子の成長も早く、熟練の技を感じます。

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posted by 原山みりん at 07:22| ミツバチ漫画

2013年11月11日

111. 晩秋の防衛戦(1)

蜜蜂さん襲撃後編1.png

11月ともなるとスズメバチは最後の追い込みに入り、狙われるミツバチさんは不安な季節です。

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posted by 原山みりん at 07:03| ミツバチ漫画

2013年11月10日

110. ハウスハント

蜜蜂さん新居目星.png

毒の花粉のことも喉元過ぎて忘れているわけではありません。地道に新居を探しているのでありました。山の向こうも私から見れば充分田舎ですが、ミツバチさんにとっては、今いるところより「建物いっぱい」らしいです。

新居の下見は、全ての群れが行うわけではありませんが、明らかに行っていることがあるそうです。ニホンミツバチの方が下見してあるらしい引っ越し/巣別れの目撃件数が多いように思うのは身軽に引っ越しするから? 「家畜」ではなく家族として愛されていることが多いのでよく観察されているからかもしれません。

土地の開発で自然な木のウロなどの営巣場所が奪われる一方、人家の屋根裏、お墓などの人造物を利用することでミツバチさんは都会でも逞しく生きています。地下に巣を作るオオスズメバチが追随できないし、人里では見つかると駆除されるので天敵対策としてはいい面もあるようです。同様に人造物を利用できるキイロスズメバチも住宅街に進出していますが、脅威の大きさとしてはオオスズメバチの比ではありませんから。それにキイロスズメバチも見つかれば駆除対象です。まあ、ミツバチさんも駆除されてしまうことがありますが…。

ミツバチさんは駆除依頼を受けるお役所窓口に「引き取りたい」という人が声かけをお願いしている場合があるので、「駆除→殺さず引き取り」となることもあるのが救いです。

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posted by 原山みりん at 08:09| ミツバチ漫画

2013年11月09日

109. 前哨戦(2)

蜜蜂さん大スズメバチ襲撃1b.png

とりあえずの危機は脱したようです。が、そうです、オオスズメバチの群れは一つではありません。寒さが本格化し、オオスズメバチが活動を停止するまでミツバチさんは安心できません。

できる限りの助言をくれて去って行く女兵士も来年のために繁殖個体である雄蜂と新しい女王を育てたら役目は終わり、春の息吹を見るのはかなわぬ定め。暖房によって冬眠せずに全員で冬を乗り切るミツバチさんの暮らしは本当に驚異的です。強敵の熊でさえ寒さにはかなわず冬ごもりをするというのに。

※タンパク質はキイロスズメバチで
人間からすればミツバチさんよりキイロスズメバチの方が怖いですが、オオスズメバチから見れば下位のスズメバチはニホンミツバチよりも犠牲が出ないし筋肉も多いしで、むしろカモなのですね。

※無防備な外来種…西洋ミツバチは進化の過程でスズメバチという天敵がいなかったため、対抗策を身につけておらず、攻められると隊列を組んで一匹ずつ突撃し、玉砕してしまいます。西洋ミツバチが日本では人間の保護が必須であるのは一つにはこのためです。

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posted by 原山みりん at 07:58| ミツバチ漫画