2013年08月29日

スズメバチとミツバチの見分け方/広報部

この記事は日常的に蜂を見慣れていない方を対象に、思いがけず危なそうな蜂に出会った時に身を守っていただけるようにと、出会い頭の印象での判断を念頭に出来るだけ簡素にしてあります。図も特徴をお伝えするのを目的としているので必ずしも正確ではありません。予めご了承ください。

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スズメバチは花粉を集めないので体がツルツルしていて体色がダイレクトに見えるため、明るい黄色やオレンジで、頭が目立つハデな蜂に見えます。

対してミツバチさんは地味です。はちみつ色のもふもふした毛に覆われて体色は見えにくいし、頭も黒くて小さく目立ちません。特に日本ミツバチさんは全体に黒っぽい印象です。

都市部にいる攻撃的なスズメバチはキイロスズメバチくらいなので、2cm前後でパッと見てオレンジ色、手足もオレンジ、という特徴的なこの種に注意をしていればまず大丈夫だと思います。

ハイキングなどで田舎に行くと、さらに攻撃力の大きいオオスズメバチに出会う可能性があります。これはとにかく大きいし、羽音も凄みのある低音なのですぐにわかるでしょう。

私の手持ちの写真がなきがらばかりなので(怖くて生きているのは撮れない)写真を載せられず残念ですが、ネットに鮮明な写真がたくさんあるので、あとは写真を見て独特のハデハデしい感じを覚えてください。その際、ぜひとも生きて活動している状態の写真をご覧になることをおすすめします。死んでしまうと姿勢や体色が生きている時とは変わってしまい、同じ種類とは思えないほどだからです。

特に、実際に目にすることになると思われる滞空姿勢です。生きているスズメバチは飛んでいる時はピンと背中が伸びて、黄色やオレンジの弾丸のように見えます。細い腰と長い脚が目立つアシナガバチとはシルエットが全然違います。だらりと垂れた長い脚に細い腰はアシナガバチです。アシナガバチは攻撃性も毒性もスズメバチほどではありませんが、状況によっては刺しますし、長い脚で容易に見分けがつくので見かけたら、とりあえず刺激しないようにしましょう。

いずれにせよ、繰り返しになりますがオレンジ色の顔をして弾丸のようなハチは警戒しておけば、攻撃性は低いですが刺さないわけではないコガタスズメバチやヒメスズメバチをも避けることになるので、この特徴を覚えておいてください。

スズメバチも忙しいので無闇に刺したりしません。通常、刺す前に顎をカチカチ鳴らして「去らねば刺す」と警告するので、ここで落ち着いて後退すれば大丈夫です。例外として、誰かが既に巣にいたずらしたりなどの攻撃を行っている場合は既に怒っていて、何も知らずに通りかかった人をいきなり刺すこともあります。これは温厚な蜜蜂の場合にも当てはまります。その場合は近くに怒り狂った集団がいるはずなので、急いで、でも走らず逃げてください。

以下、「夏の缶ジュース」からの繰り返しになりますが、刺された場合の処置です。

ハチさんが刺すと興奮物質が放出されて応援が駆けつけてくるという仕組みになっているので、万一刺されたら、静かに移動して(毒がまわるし、仲間が来ていたら怒らせる恐れがある)治療してください。

ミツバチさんの場合は針がとれて(><)残っていることが多いので針を抜きます。

毒を口で吸い出すと、口の中に傷があった場合(口内炎、歯周病など)、そこからも毒がまわるのでおすすめできません。

流水でしぼるように洗うか、あればポイズンリムーバーなど毒を吸い出す道具を使用しましょう。これは小さなポンプみたいなもので高価ではないのでアウトドアのお伴に一つあると安心です。

おしっこをかけるといい、というのは迷信で、むしろ雑菌があるので逆効果だそうです。誰が言いだしたんでしょうね。

刺したのがスズメバチなら重篤な症状になることがあることを認識し、応急処置後は安静にして刺された部位の痛み、腫れ以外の症状が現れたら病院に連れていってもらってください。誰もいなければ救急車を呼びましょう。途中で意識を失ってしまうことも考えられるからです。怖いですね。

スズメバチの毒については専門のサイトがたくさんあるので詳しく知りたい方は「スズメバチ、アナフィラキシー」で検索してみてください。
posted by 原山みりん at 05:19| ミツバチ広報部より

2013年08月06日

夏の缶ジュースについて/広報部

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さらに、ハチさんが刺すと興奮物質が放出されて応援が駆けつけてくるという仕組みになっているので、万一刺されたら、静かに移動して(毒がまわるし、仲間が来ていたら怒らせる恐れがある)治療してください。

喉を刺された場合は、針を抜くなどの応急処置が自分では困難なので、とにかくお医者さんへ。

以下は皮膚を刺された場合の対処です。

ミツバチさんの場合は針がとれて(><)残っていることが多いので針を抜きます。

毒を口で吸い出すと、口の中に傷があった場合(口内炎、歯周病など)、そこからも毒がまわるのでおすすめできません。

流水でしぼるように洗うか、あればポイズンリムーバーなど毒を吸い出す道具を使用しましょう。これは小さなポンプみたいなもので高価ではないのでアウトドアのお伴に一つあると安心です。

おしっこをかけるといい、というのは迷信で、むしろ雑菌があるので逆効果だそうです。誰が言いだしたんでしょうね。

刺したのがスズメバチなら重篤な症状になることがあることを認識し、応急処置後は安静にして刺された部位の痛み、腫れ以外の症状が現れたら病院に連れていってもらってください。誰もいなければ救急車を呼びましょう。途中で意識を失ってしまうことも考えられるからです。怖いですね。

スズメバチの毒については専門のサイトがたくさんあるので詳しく知りたい方は「スズメバチ、アナフィラキシー」で検索してみてください。

注)この漫画に登場している人やミツバチは演技をしています。実際には誰も死んだり傷ついたりはしていません。

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posted by 原山みりん at 09:40| ミツバチ広報部より

2013年07月30日

ニホンミツバチ広報部

ニホンミツバチさんについて知っておいてほしいこと(漫画)。巣や大群を見かけたら、ミツバチさんの喜ぶ植物など、お子さんとご一緒にも。各ページの最下部にある「次へ」ボタンをクリックすると、次々にお読みいただけます。

ーーーーー 目 次 ーーーーー

01. ニホンミツバチからのお願い
02. 蜜源植物について
03. 夏の缶ジュースについて
04. スズメバチとミツバチの見分け方
posted by 原山みりん at 10:53| ミツバチ広報部より

2013年07月27日

蜜源植物について/広報部

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ニホンミツバチさんは昔からこの国に住んでいるので、日本の普通の空き地を荒れ放題に放置しておくと生えて来る各種雑草雑木類があれば、幸せに暮らしていけるようです。

でも庭一面のカナムグラ! …とか…トゲトゲの蔓が縦横無尽に蔓延り、あなたを捉える。もがけばもがくほど血まみれに…名作ホラー劇場サスペリアかよ、みたいな…

あるいは一面のタンポポ! カワイイ! でもご近所さんに怒られそう…

見事な社会生活を営むミツバチさんには叶わないかもしれないけど、人間にも社会生活があるので、植える人も嬉しい、ミツバチさんも嬉しい、というお花を探すのがよさそうです。梅とかツワブキ、可憐で役立つハーブのように、探せばいろいろ選択肢はあるのですから。

私は青い花が好きなので数年前にボリジを植えたことがあります。強健で種から簡単に巨大になるし花の時期は長いし蜜も花粉もボリボリ出るらしいので、そういえばミツバチさんブンブン来てました。全てセイヨウミツバチさんだったようですが。

そのセイヨウミツバチさんも見なくなったのは2キロ圏内にいた、あるいは巣箱を置いていた西洋ミツバチ養蜂家がいなくなったということなのでしょう。今問題になっているCCDの影響かもしれないし、関係ないかもしれない、それはわかりません。

一つだけわかるのは、今の私がミツバチさんに会いたいと思ったら、自分で飼うのは当面無理そうなので、ニホンミツバチさんが訪れてくれそうな花を植えるくらいしかできないことです。とりあえずボリジ植えます!

あと、花のない季節の蜜源は重要なので早春に向けて菜花も植えるんだ〜♪ あとツワブキも。ミツバチさんのために花の好みまで変わりつつあるのを感じます。ボリジは巨大になるから一度はイヤになって撤収したんですが。そうなんです。ボリジは強健でよく増えるので、安易に植えると、近隣諸国に侵入して迷惑をかける、ということに割とすぐなるので、場所は選びましょう〜〜〜。ご近所さん、すみませんでした〜。今回は飛び火しにくい場所に植えます〜! 

他には、食い意地が張っていて果樹がいっぱいあるから悪くないはずなんだけど、今の時期は野菜の花くらいしか咲いていないので反省です。クサギが咲けば蝶はワーッと来るんですが、ミツバチさんはあまり見たことがないんですよね。

ボリジが咲いても菜の花が咲いてもミツバチさんが来てくれなかったら…寂すぃな〜。

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posted by 原山みりん at 20:24| ミツバチ広報部より

2013年07月24日

ニホンミツバチからのお願い

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上記のお願いについて特にニホンミツバチと特定してあるのは、西洋ミツバチは駆除されてもいいという意味では決してありません。

西洋ミツバチは野生では長く生きていけないので、日本にいるのは飼育されている群れにほぼ限られ、上で触れているような分家(養蜂の言葉では分蜂、分封、巣別れなどと呼ばれる)は管理されています。従って、上記のようなミツバチの塊が木の枝などから下がっていたら、ニホンミツバチと思ってまず間違いないでしょう。

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posted by 原山みりん at 20:48| ミツバチ広報部より